香川県三豊市のデザイン事務所 FooDoo's(フードゥーズ)

PROJECT STORY

TOP PROJECT STORY #002

PROJECT STORY #002
場所から始まるブランド。
ギャラリー MOTIF のロゴ誕生
Logomark / 2026
アートギャラリーMOTIF ロゴデザイン 背景あり

背景 ― 自分たちのギャラリーに、名前とロゴを

FooDoo'sは香川県三豊市で、デザイン事務所に隣接する形でアートギャラリーを開設することにしました。 アーティストとともに企画展示を行う場として、その空間には「MOTIF(モチーフ)」という名前をつけました。

「モチーフ」という言葉には、「動機」「主題」「繰り返しのかたち」という複数の意味が重なっています。 展示ごとに変わっていく作品と空間の主役はあくまでアーティスト。 だからこそギャラリーのロゴは、主張しすぎず、しかし確かな存在感を持つものでなければなりませんでした。

アートギャラリーMOTIF ロゴマーク 透過バージョン

アプローチ ― 「余白」と「余韻」をロゴに宿す

デザインのキーワードとして設定したのは、「余白」と「余韻」の二つです。 自然の風景や光を感じられる三豊市の環境の中で、ギャラリーという場所がもつ静けさと奥行きを、 ロゴの造形そのものに込めることを目指しました。

ベースとしたのは六角形(ヘキサゴン)のフォルム。 自然界に繰り返し現れる形であり、「モチーフ」という言葉の持つ反復性ともリンクします。 その内側に文字を配置することで、囲まれながらも開かれているような、独特の空間感を生み出しました。

デザインのポイント

  • 六角形をベースにした幾何学的なフォルムで「繰り返しのかたち(モチーフ)」を表現
  • 内側に広がる余白感を意識した、呼吸するようなレイアウト
  • 既存書体をベースに調整したカスタムタイポグラフィ
  • 黒・白・透明、どの背景にも対応できるモノクロームの構成
  • ガラス面へのカッティングシート・DMなど、多様な展開を想定したシンプルな設計
アートギャラリーMOTIF ロゴマーク 白背景

結果 ― 空間に溶け込むロゴ

ロゴはギャラリーの各所に展開され、入口ガラス面へのカッティングシートや企画展のDMなどに活用されています。 訪れるアーティストや来場者からも「ロゴが空間に溶け込んでいる」という声をいただいており、 作品と空間を引き立てるブランドアイデンティティとして機能しています。

自分たちのギャラリーのロゴを作るというのは、デザイナーとして特別な体験でした。 クライアントの声を聞くのではなく、自分たちの場所への問いと向き合う作業。 そのプロセス自体が、「MOTIFらしさ」を発見していく旅でもありました。

PROJECT INFO

  • クライアント:ギャラリーMOTIF(香川県三豊市)
  • 制作内容:ロゴマークデザイン
  • 制作年:2026年
  • 担当:松田 泰典(FooDoo's)